撮影日 二月二十一日
この頃は、二十四節気の雨水の時期。
春に向かっていく、草木が芽吹く、農耕の準備をする時期。
このあたりから、カメラマンのmukutubさんと、メイクのマリさんと連想していく。
土の中。まだ始まってなくて、その直前。核。細胞。
前回湿ったグレーだったので、今回はどんな色かなとイメージを膨らませていく。
細胞の色はみえないけど、ひとの肌の質感みたいなイメージ。
肌色。想像できるけど、無限大。ファンデーション。
そしてオークルへ。
黄色みがかったベージュ。
フランス語では、黄土色。
まりさんが一言、「燻ったocre」
そういえば、くすぶるってあまり良い意味では使わないねと。
いや、ちょっと視点をかえると、何か見えないうごめいているものがあって、それは良いものも含まれているのかも。何かがあるということだけで考えると、燻るってそんなに悪いイメージでもないのかな。なんて話もしもしつつ、それぞれ持ち帰り。
核や細胞→覆われている→皮膚→服→つなぎ
2人のモデルさんによる撮影
微妙に違うファンデーションカラーで仕上げる予定。
先日の打ち合わせで、
素材を提示する前に、まりさんが用意したメイクカラーが限りなく近くて、
ドキッとする。
次はモデルさんにフィッティングとメイクへつづく。
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