2019年7月22日月曜日

4月にスタジオ内での移動がありました。
振り返ればあっというまに7月に、、
とはいえ、ようやくスペースになじんできた今日このごろ。



 2012年4月よりこのスタジオで制作していて、かれこれ8年目に突入。
 今年は、
2008年よりスタートしたユニット活動のfujii+fushikino 「モスリンの服」
で使用してきた、モスリンの廃番が確定してしまい、、とうとうその時がきたなと。
 
 モスリンという布との出会いは、元はというと、需要が減ることで、この布自体の存在危機をどうにか乗り越えたいと、染色家の齋藤洋さんの熱心な活動により、fujiiが染めることにつながっていて、、
 なので、いつかはなくなるかも、、というのは念頭にありきで始まりました。
ただ、取引先の方から詳細を聞いてみると、モスリンという布が全くなくなるわけではなく、あくまでも私たちが使用していた企画のものが廃番になったとのことでした。
 私たちが使用していたモスリンは、生地のはし(みみ)に金糸と銀糸が入っていて、生地の幅は着物生地のダブル幅(約74cm)。これを活かすデザインを考えてきたので、この布でないとできないものがほとんどです。

 というわけで、これまでのデザインのものは、手持ちの生地がなくなり次第、終了することになります。別のモスリンを使っての制作活動はまだ未定ですが、来年3月、京都での展示会(従来の形の最終)を企画しています。

 この展示会に向けて、始まりからの振り返り作業をし始めたところです。

 スペースの移動や、こんなこともあったりで、
普段あまり振り返るほうではないのですが、ついでにSONAの方も振り返り作業をしつつ、秋の展示会に向けて日々制作中です。

 秋のイベントは、9月の OPEN STUDIO    https://alt.space-post.org/
からです。
 ロゴがひらがなの「そな」だったころの作品から、モスリンの服、最新のもの、
いろいろとご覧いただける展示内容にしたいと思ってます。